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超時空要塞マクロスの最新作を見る前に、初代を見るのもいいかも!

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超時空要塞マクロス Blu-ray Box Complete Edition (初回限定生産)超時空要塞マクロスの最新作があるみたい!
最新作が始まる前に超時空要塞マクロスを紹介します。

ご存知ですか、マクロスの最新作「マクロス△(仮)」を?
ご存知ですか、アニメ「超時空要塞マクロス」を?

「えっ、マクロスFは知っているけど?」

確かにマクロスFをご存知の方は多くても、超時空要塞マクロスをご存知の方は少ないかもしれません。

しかし、最新作やマクロスFをもっと楽しむためにも超時空要塞マクロスを見てみるのもいいかもしれません!

今更かもしれませんが、今回はアニメ「超時空要塞マクロス」を紹介します。

多分、今回は長くなりそう・・・・・・。

 

超時空要塞マクロスとは?

超時空要塞マクロス(以下、初代マクロスと表記)は、日本のアニメです。
1982年10月3日から1983年6月26日までMBS・TBS系列で、初代マクロスは放送されました。

製作は、タツノコプロ・アニメフレンドです。
しかし、「タイムボカンシリーズ」で有名なタツノコプロが製作に関わっていたとは知りませんでした。

内容

物語は、西暦2009年のマクロス進宙式当日が行われている南アタリア島から始まります。

お祭り騒ぎの進宙式では一条輝と早瀬未沙の出会い、一条輝とロイ・フォッカーの再会などが描かれます。

その一方、地球付近の宇宙ではゼントラーディ軍の艦隊が出現。
そのため、マクロスの修復前のシステムが勝手に作動し始めます。

そして主砲ビームは発射し、ゼントラーディ軍の艦隊の一部を撃破してしまいます。
こうして、ゼントラーディ軍と人類は、交戦せざる終えなくなります。

そして、ゼントラーディ軍を迎撃するためマクロスは発進し、フォールド(*1)を決行。

ところが、システム制御に失敗したマクロスは、南アタリア島一帯を巻き込んで、冥王星付近にフォールド・アウト(*2)してしまいます。

その結果、フォールドシステムまで失ったマクロスは、地球への長い帰還の旅を強いられることに・・・・・・。

危ない危ない・・・・・・最後まで書いてしまうところでした。
あらすじは、この辺にして初代マクロスの魅力について。

マクロスシリーズの3大要素である「歌(文化)」と「恋愛(三角関係)」、そして「戦争(可変戦闘機)」は、もちろん初代マクロスの魅力です。

そこにあえて、朝比奈が魅力に思うアイドルとキャラクターデザインを加えて紹介します。

1つ目の魅力、歌(文化)

文化を持たない異星人との戦争を描く初代マクロスでは、文化の象徴として「歌」を上手く使っています。

戦争の終結を兵器や一部の軍人の活躍が招くのではなく、歌(文化)が担います。
しかも地球と異星人どちらが勝利するのではなく、双方を受け入れるという結末。

これは、1980年代の作品にしては斬新で、見事な手法ではないでしょうか?
未だ争いの絶えない現代社会でも、相手側の考え(文化)を認め、お互いを受け入れるようにしてほしいものです。

理想論と言われるかもしれませんが、そうすれば紛争(痴話げんかを含む)もなくなり、平和な世界になるはず。
その問題解決策として、初代マクロスを見てみるのも良いかもしれません。

2つ目の魅力、恋愛(三角関係)

朝比奈の記憶が確かならば、ロボットアニメで恋愛を軸にしたものは、初代マクロスが初めての作品。

初代マクロスと言えば、一条輝とリン・ミンメイ、そして早瀬未沙の三角関係が有名ですが、実は彼らの恋愛模様以外にも恋愛ドラマがあります。

まずは、ロイ・フォッカーとクローディア・ラサールの大人の恋愛。
続いて、早瀬未沙の悲しい初恋。

そうそうリン・カイフンのリン・ミンメイに対する想いもありましたねえ。

そして、忘れてはいけないのが、マクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナのせいじんかんの恋愛。
朝比奈の憶測ですが、初代マクロスのテーマからすると、主人公たち3人の三角関係よりも、こちらの2人の恋愛の方が重要な位置づけかもしれません。

以上のように初代マクロスでは、実に様々な恋愛模様が描かれています。
これらの恋愛模様は、劇中で描かれる戦時下の市民社会にリアリティを与えています。

また、恋愛要素は初代マクロスを、ロボットアニメの枠に留まらせなかった要因かもしれません。

3つ目の魅力、戦争(可変戦闘機)

初代マクロス以前のロボットアニメのメカは格好よいですが、どこか現実離れしています。

ところが、初代マクロスに登場する可変戦闘機は、実在する戦闘機を元にデザインされています。
そのため、実在してもおかしくない説得力のあるデザイン。

それなのに戦闘機(ファイター形態)からロボット(バトロイド形態)に変形するのですから圧巻です!

また、可変戦闘機以外のメカも同様で、陸戦兵器デストロイドは戦車をモチーフに武骨で重量感があります。

そして、これらのメカを軍用兵器として利用している理由付けが、スゴイの一言!

本作では「人間が身長10mを超える巨大異星人に対抗するために使用する」と説明しているが、河森正治によると「ひと目見て、納得というか、あきらめてもらえる方法」として考案したとある。

引用元:ウィキペディア「超時空要塞マクロス」

確かにひと目見て朝比奈は、納得してしまいました。
小学2年生の少年、朝比奈に衝撃を与えるのに十分すぎるメカデザインでした。

4つ目の魅力、アイドル

初代マクロスのサブプロットの1つに、普通の少女がアイドル歌手になるというシンデレラストーリーがあります。

その少女がリン・ミンメイです。
劇中で彼女はマクロス艦内で人気を得ていくのですが、現実世界に生きる当時のアニメファンの間でも人気を得るようになります。

この頃からでしょうか、少しずつアニメと現実との境界がなくなり始めたのは?

今では、「初音ミク」のように当たり前になっているバーチャルアイドル。
その先駆けが、リン・ミンメイなのです。
彼女の存在がなければ、もしかするとバーチャルアイドルの普及が遅れていたかもしれませんね。

5つ目の魅力、キャラクターデザイン

最後の魅力は、キャラクターデザインです。
マクロスファンの方には説明するまでもありませんが、マクロスシリーズのほとんどのキャラクターデザインは、美樹本晴彦氏が行っています。

美樹本晴彦氏の絵は丹念に描き込まれており、繊細で美しいのが特徴。
また、美少女画においては秀逸を極めています。

美少女画ばかりが注目されがちな美樹本晴彦氏ですが、男性画も巧みで初代マクロスでは、一条輝やロイ・フォッカーなど様々な男性キャラクターを描いています。

できれば、もう一度だけ氏の絵でマクロスの作品を見たいですね。
そう思わせるほど美樹本晴彦氏の絵は、マクロスの魅力なのです。

INNOCENCE―美樹本晴彦画集

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映画化もしている初代マクロス

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか HDリマスター版 メモリアルボックス (初回限定生産) [DVD]

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか HDリマスター版 メモリアルボックス (初回限定生産) [DVD]

 

ところで、初代マクロスは映画化しています。
題名は、「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(以下、劇場版マクロス)」です。

1984年7月21日より劇場版マクロス公開されました。

もしかすると、テレビで放送していた初代マクロスを知らなくても、映画は知っているという方は多いかもしれません。

大幅に変更した初代マクロスの設定と、今でも通用するハイクオリティの作画、そしてスピード感抜群の戦闘シーン盛り込んだ映画版は、今日の日本アニメに影響を与えた作品です。

そして、題名にもなっている主題歌「愛・おぼえていますか」は、オリコンチャートで最高7位を獲得し、6週連続トップ10入りをするヒットソングに。

また、第7回アニメグランプリアニメソング部門・女性歌手部門や第2回日本アニメ大賞主題歌賞を受賞しています。

愛・おぼえていますか

愛・おぼえていますか

  • 飯島真理
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

マクロスシリーズ作品

ここでは、「マクロスシリーズ」の作品について紹介します。
初代マクロスと同じ世界・設定でありながらも趣の異なるマクロスシリーズ。

そのため、初代マクロスを知らなくても十分楽しめます。

その一方で、同じ世界・設定のシリーズ作品なので、初代マクロスのオマージュや初代マクロスの登場キャラクターがゲスト出演など、初代マクロスファンが喜びそうなシーンもたくさん!

ところで、シリーズ全てが「劇中劇」で、マクロスの世界の史実を元に作られたフィクションとのこと。

そのため、どの作品も史実どおりではなく、脚色がされているという設定になっているそう・・・・・・脚本やキャストを変えて忠臣蔵が何度もドラマ化されているのと同じだと考えれば分かりやすいかもしれません。

とにもかくにも、どの作品も楽しめますので、この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

マクロスゼロ

マクロス ゼロ Blu-ray Disc BOX

マクロス ゼロ Blu-ray Disc BOX

 

時代は、初代マクロスより少し前の統合戦争のあった2008年を描いた作品です。
物語は、マクロスシリーズの「ある謎」に迫る内容です。
そして、作品自体がシリーズの伏線になっています。

もちろん、マクロスシリーズの3大要素も盛り込まれています。
歌は「神秘的」で、恋愛は「年齢差と立場のちがい(*3)」をテーマにしているようです。

戦争は、過去の出来事としてしか知らされていなかった統合戦争を扱っています。
また、2008年が舞台ということもあり、実在兵器と空想兵器の混在はメカ好きな方には見物かもしれません。

超時空要塞マクロス Flash Back 2012

超時空要塞マクロス Flash Back 2012 [DVD]

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初代マクロス直後のリン・ミンメイの様子が分かる作品。
作品自体は、初代マクロスと劇場版マクロスの劇中歌唱曲を集めたミュージックビデオ。

収録曲は、全10曲で下記のとおりです。

  1. 天使の絵の具(part1)
  2. SUNSET BEACH
  3. 0-G LOVE
  4. 小白竜(シャオパイロン)
  5. シルバームーン レッドムーン
  6. 愛は流れる part2
  7. シンデレラ
  8. 愛・おぼえていますか
  9. 天使の絵の具(part2)
  10. ランナー(デュエットバージョン)

マクロスプラス

マクロスプラス Complete Blu-ray Box (アンコールプレス版)

マクロスプラス Complete Blu-ray Box (アンコールプレス版)

 

初代マクロスから30年後の2040年を描いた作品です。
そして、マクロスプラスは、初代マクロスと3大要素が逆になっている作品でもあります。

初代マクロスでは、星間戦争や各地の暴動など大きな争いを扱っていましたが、1つの町で起こった小さな事件を扱っています。

また、三角関係も初代マクロスが一条輝とリン・ミンメイ、早瀬未沙の男性1人に対して女性2人だったのに対し、男女の数が逆に。

そして、歌を人類が使うのではなく敵が使います。
以上のようにマクロスプラスでは、シリーズの3大要素を変化させるという試みを行っています。

それ以外にも様々な新しい試みが行われており、マクロスシリーズの印象を変える作品です。

マクロス7

マクロス7 Blu-ray Box Complete FIRE 1 (アンコールプレス版)

マクロス7 Blu-ray Box Complete FIRE 1 (アンコールプレス版)

 

初代マクロスから35年後の2045年を描いた作品です。
マクロスプラスと平行して製作されたためか、この作品もシリーズの印象を変える作品になっています。

可変戦闘機のバトロイド形態時の頭部には人間のような口が付き、主人公の男性は軍人ではなくバンドのボーカルで歌を唄います。

また、マクロスプラスと同様、三角関係は、女性1人に対して男性2人に。

全体的にコミカルで低年齢層向けな感じのあるマクロス7ですが、これまで以上に歌(文化)が重要視され、劇中歌もたくさん用意されています。

その意味で言うと、初代マクロスよりもシリーズの中では重要な役割を担ってい作品かもしれません。

マクロスF

マクロスF ゼントラ盛り Blu-ray Box (期間限定生産: 2014年12月24日まで)

マクロスF ゼントラ盛り Blu-ray Box (期間限定生産: 2014年12月24日まで)

 

2059年を描いた作品です。
2008年4月から9月まで放送されたので、記憶に新しい作品のではないでしょうか?

また作品のコンセプトが「全てのマクロスシリーズの集大成+アルファ」らしく、初めてマクロスシリーズを見る方とマクロスシリーズのファンの方の両方が楽しめるように作られています。

そのため、他のシリーズのように作品自体のオリジナリティを追求する一方で、過去シリーズのオマージュが随所に見ることができます。

しかし、集大成と言いながらもシリーズ全ての伏線は回収されていません。
例えば、アレの行方とアレが消息を絶った原因。

超時空要塞マクロスII LOVERS AGAIN

初代マクロスから約80年後の2090年を描いた作品です。

長年、大人の事情でパラレルワールド扱いされてきた「超時空要塞マクロスⅡ LOVERS AGIN」ですが、最近になってようやくシリーズと同じ時間軸の話として扱われるようになりました。

作品自体はシリーズの3大要素も当然あり、れっきとしたマクロスシリーズです。
しかも作画が良いんです!

なぜなら、作画監督は美樹本晴彦氏ではありませんが、氏のデザインと絵を忠実に再現しているからです。

そのため、「超時空要塞マクロス Flash Back 2012」を除いたシリーズのどの作品よりも初代マクロスの続編らしい気がします。

マクロス△(仮)

製作スタッフや放送予定など何も詳細が明らかになっていないマクロスシリーズ最新作「マクロス△(仮)」の製作が決定しています。

仮称とは言え「△」を使うところが、なんとなくマクロスシリーズの集大成と言いますか、シリーズ最後の作品を思わせますね。

ところで、詳細不明の最新作ですが、もうすでに最新作の歌姫の応募は締め切られ、2015年3月末までに予選通過者が決まるそうです。

その後、4月下旬に最終選考が行われるとのこと。
初代マクロスファンの朝比奈の希望としては、飯島真里さんのような澄んだ声が!

それから、くどいかもしれませんがキャラクターデザインと作画は、美樹本晴彦氏を希望します。

超時空シリーズ作品

ここでは、初代マクロスと同じ「超時空シリーズ」について紹介します。
超時空シリーズは、初代マクロスと奇妙な関連があるので、改めて見てみると面白いかもしれません。

しかし、これらのDVDやブルーレイはあるのかしら?

超時空世紀オーガス

超時空世紀オーガス(7) [DVD]

超時空世紀オーガス(7) [DVD]

 

超時空世紀オーガス(以下、オーガス)は、超時空シリーズ第2弾の作品です。
オーがスは、1983年7月3日から1984年4月8日まで放送されました。

このオーガスには初代マクロスの平行世界という設定があり、そのため初代マクロスの統合軍や企業名などが登場します。

また、タイムトラベルや平行世界などのSF要素を押し出したオーガスには、ガンダムGのレコンギスタにも登場する「軌道エレベータ」が、すでに登場しています。

ところで、オーガスは玩具やプラモデルが売れず、売り上げ不振を招いたとのこと。
オーガスのプラモデルを持ってい朝比奈としては、ショックな話です。

超時空騎団サザンクロス

超時空騎団サザンクロス DVD PERFECT COLLECTION

超時空騎団サザンクロス DVD PERFECT COLLECTION

 

超時空騎団サザンクロス(以下、サザンクロス)は、超時空シリーズ第3弾の作品です。

サザンクロスは、1984年4月15日から9月30日まで放送されました。

前作のオーガスの不振のため、製作スタッフの総入れ替えまでして臨んだ作品でしたが、視聴率は低迷。

結局、23話でサザンクロスは打ち切りとなりました。
キャラクターデザインを美樹本晴彦氏のままにしていたら、もしかすると・・・・・・。

その後、初代マクロスや「機甲創世記モスピーダ」と同一世界という設定に再編集され「ロボテック」という作品に生まれ変わったのは、有名な話です。

しかし、なんとも強引な・・・・・・。

まとめ

超時空要塞マクロスの紹介のついでに作品を振り返ってみましたが、やはり朝比奈にとって思い出深い作品であることを再認識しました。

そのため、文字数も8678字にも及ぶ長いものになってしまいました。

以上で「超時空要塞マクロスの最新作を見る前に、初代を見るのもいいかも!」を終わります。

 

  *1 空間歪曲型ワープの一種。分かりにくければ、単にワープでも構わないかと。
  *2 超時空から通常空間への脱出のこと。
  *3 あくまでも朝比奈の感想です。製作者の意図や発言とは関係ありません。

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