ああん、せっかく掃いたのにホコリを落としちゃったよ!
早く拭かないと洗剤が垂れちゃう!
お掃除をしていて上記のような経験をされたことはありませんか?
また、掃除の手順を知らず困った経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
そのような訳で今回は、掃除の基本的な手順を紹介します。
まず片付けをする(2016年11月6日追記)
お掃除をする前に部屋の片付けをしましょう。
なぜなら、床や家具の上に物が散らかっていると掃除しにくいからです。
ちょっと想像してみてください。
「さあ、床を拭くぞ!」と思ったのに部屋の床中が物だらけ……。
いかがでしょうか?
部屋がこんな状況だと、もう掃除をする気なんて失せてしまいますよね?
そうならないためにも片付けをしましょう。
もしお掃除前に片付けをするのが面倒であれば、普段から片付けや物を出さないようにしてください。
次に拭き掃除をする(2016年11月6日追記)
部屋が片付いたら、家具や床などの拭き掃除をしましょう。
ええっ、「拭き掃除なんて面倒くさいし、床の雑巾なんて疲れる!」ですって?
確かに床に雑巾をかけるのは、とても疲れますよね?
それでしたら床の拭き掃除は雑巾ではなくて、クイックルワイパーのウエットタイプでするのはいかがでしょう?
長時間しゃがまなくて良いので足腰は疲れませんし、体力を消費することもありませんよ。
しかも拭き掃除をしながらホコリを取ることができるので、とてもお薦めです。
そして家具だけ雑巾がけすれば、だいぶん労力を軽減できますよ!
それでも拭き掃除が面倒であれば、床だけでもクイックルワイパーのウエットタイプで拭きましょう。
どうしても時間がなくて拭き掃除できないのは仕方ありませんが、時間があるのであれば必ず拭き掃除をしてください。
拭き掃除をすることにより、部屋をより清潔に保つことができますよ!
最後に掃き掃除をする(2016年11月6日追記)
拭き掃除後に掃き掃除、または掃除機をかけましょう。
この順序で行うことにより、ホコリやダニの糞などのハウスダストの舞い上がりを抑えるので、ハウスダストの取り残しが少なります。
この拭いてから掃く手順は、プロの掃除屋さんが実際に行っていることなので、ぜひ試してください。
また、毎日拭き掃除ができなくても掃き掃除だけは行いましょう。
上から下
必ず上から下の順でお掃除をしましょう。
なぜなら、ホコリは上から下に落ちるからです(*1)。
仮に床から掃除をしたとしましょう。
その後に家具や家電の掃除をしたら、ホコリが床に落ちてしまいますよね?
これでは、せっかく掃除をした床を汚すはめになります。
そのうえ、再度床掃除をしなくてはいけません。
すごく無駄だと思いませんか?
このように下から上の順で掃除をすると、下――掃除をしたところを汚してしまいます。
そして、もう一度掃除をしたところの汚れを取り除かなければならなくなり、手間や無駄が増えるばかりです。
必ず上から下の順でお掃除をしましょう。
奥から手前
続いて、必ず奥から手前にお掃除をしましょう。
これも先述の「上から下」と同じく、掃除の二度手間や無駄をなくすことが理由です。
奥から手前に掃除をすることで、掃除を終えたところを汚さずにすみます。
また、掃除をしたところを踏むことはありませんし、部屋や物の奥に汚れを残すこともありません。
そうそう、床のワックスかけも奥から手前にしましょう!
もしも入口(手前)から部屋の奥に向かってワックスをかけたら、ワックスが乾くまで身動きできなくなってしまいますよ。
そうならないためにも、必ず奥から手前にお掃除する習慣を身につけましょう。
かるい汚れからひどい汚れ
お掃除をする際、かるい汚れからひどい汚れの順で掃除をしましょう。
これは、掃除道具の汚れの付着を少なくするためです。
いきなり汚れのひどいところを掃除すると、すぐ道具が汚れてしまいます(*2)。
その都度、掃除道具の汚れを取り除いても、その全てを取り除けませんよね?
その道具で汚れのかるいところを掃除すれば、余計に汚くする虞があります。
汚れを広げないためにも、必ずかるい汚れからひどい汚れの順で掃除しましょう。
洗剤は掃除道具に塗布する
洗剤を使って掃除をする場合、必ず掃除道具に塗布しましょう。
早く汚れを落としたい気持ちは分かりますが、洗剤を直接汚れに塗布しないでください。
なぜなら、洗剤が家具や床などの材質を傷める場合があるからです(*3)。
大事な家具や住まいを痛めないためにも、まず洗剤をスポンジや雑巾などの掃除道具に塗布してください。
そして、洗剤が家具や床などの材質に影響がないか確認しながら、掃除をしましょう。
そうすれば、失敗することもありません。
洗剤は下から上に塗る
汚れた箇所に洗剤を塗る際、下から上に塗りましょう(*4)。
下から上に洗剤を塗ると、液だれしません。
また、液だれした洗剤の拭き残しを防げます。
それから液だれした洗剤の拭き残しがないので、掃除場所を傷めることもありません。
さらに洗剤の拭き取りも下から上に行えば、完璧です!
余談ですが、窓拭きの場合は液だれを予防できるため余分にしゃがまずに済み、股関節や膝、心臓への負担が減るメリットもあります。
まとめ
掃除の基本的な手順を覚えると、手間や無駄を減らすことができます。
また、また、掃除をしたところを踏むことはありませんし、部屋や物の奥に汚れを残すこともありません。
以上で「掃除の基本的な手順を覚えて手間や無駄を減らしましょう!」を終わります。
脚注
*1 これはホコリだけではありません。液だれや汚れかすなども上から下に落ちます。
*2 汚れない掃除道具が発明されると良いのですが。
*3 汚れたところに直接塗布しても大丈夫な洗剤もあります。
*4 スポンジの場合、液だれしやすいのでご注意ください。
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