- 「リベンジgirlて面白いの?」
- 「リベンジgirlについて教えて」
こちらの記事は、そのような方に対して書いています。
私は映画好きのブロガーです。
ハンドルネームは朝比奈宗平です。
私——朝比奈は映画リベンジgirl(以下、リベンジガールという)を見ました。
映画を見て一番に思ったことは、リベンジガールの脚本は傑作ということです!
そのような訳で今回はリベンジガールのレビューです。
桐谷美玲さんの映画リベンジgirlの脚本は傑作
桐谷美玲さんの映画リベンジガールの脚本は、ほんとうに傑作です!
物語の構造から見て完璧!
お見事としか言いようがありません。
あまりにも完璧な脚本なので、どのような方が書いているのか調べました。
リベンジガールの脚本家は、おかざきさとこさん。
脚本監修は原作者の一人で、映画「センセイ君主」や「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」の吉田恵里香さん。
どおりで脚本がいいはずです。
納得しました。
原作者の一人の吉田恵里香さんは、世間から若き天才と称されている方です。
吉田恵里香さんは、かなりの勤勉家で脚本や文学について豊富な知識を有していることが、吉田恵里香さんが手掛けた作品を見てると分かります。
それでは、そんな吉田恵里香さんのリベンジガールの脚本が完璧な理由を説明しましょう!。
- 登場人物の役割が明確
- 物語の構成がいい
- ゴシックロマンスである
登場人物の役割が明確
リベンジガールは登場人物の役割が明確です。
ちょっと専門的な話になりますが、物語の登場人物には下記のような役割があります。
- メイン(主人公)
- バディ(相棒)
- ヒー・シー(彼氏・彼女)
- フールウィズ(引っ掻き回し)
- ウィズ(賢者)
- ウェットブランケット(クールな人物)
- グレートマザー
- ゲートキーパー(門番)
- シャドウ(主人公の影)
- スネイクテイル(黒幕)
このように物語の登場人物は役割を分担しています。
リベンジガールは、この役割分担がはっきりしていて分かりやすいんです。
普通ヒー・シーは恋人なのですが、リベンジガールは選挙の話なので有権者をヒー・シーにしているところが分かりやすくて素晴らしいアイデアだと思いました。
- メイン:宝石美輝(たからいし みき)
- バディ:門脇俊也(かどわき としや)
- ヒー・シー:有権者
- フールウィズ:仲手川万里子(なかてがわ まりこ)
- ウィズ:如月凪子(きさらぎ なぎこ)
- グレートマザー:宝石美咲(たからいし みさき)
- ゲートキーパー:百瀬凛子(ももせ りんこ)
- シャドウ:斎藤裕雅(さいとう ひろまさ)
- スネイクテイル:斎藤茂(さいとう しげる)
物語の構成がいい
リベンジガールは、非常に物語の構成がいいです。
そのため、どんどん物語が進んでいきます。
途中で飽きることもありません。
なのでリベンジガールの没入感はかなりのものです。
ゴシックロマンスである
リベンジガールはゴシックロマンスです。
これも実に素晴らしいとしか言いようがありません。
何も持たない女性の主人公、城への招待、危機、デモンの顕現、出口なき迷路、城の崩壊がきちんと形を変えて用意されています。
もうその発想が素晴らしすぎて、一映画ファンとして大満足でした。
吉田恵里香さんに「ご馳走さまでした」と言いたいくらいです。
たぶん、日本の脚本家の方でゴシックロマンスをきちんと理解されているのは、吉田恵里香さんと数名くらいしかいないのではないでしょうか。
朝比奈は俗に言うキラキラ映画(恋愛映画)もよく見ますが、ゴシックロマンスを理解されている方は少ないように感じます。
そのため、吉田恵里香さんのようなゴシックロマンスに詳しい脚本家にもっと恋愛映画の脚本を書いていただきたいですね。
まとめ
リベンジガールの脚本は傑作です。
それを確認するだけでもリベンジガールを見る価値はあります。
食わず嫌いをせず、もっと早くリベンジガールを見れば良かったと後悔しました。
以上で「桐谷美玲さんの映画リベンジgirlの脚本は傑作ですよね」を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。