知ッタメ!

くらしや仕事などの知ったら思わず試したくなることや知っていると為になることを記録しているブログです。どうぞご覧くださいませ。

本サイトにはプロモーションが含まれています

おそらくの意味を理解して正しい使い方を身につけよう!

スポンサーリンク

今回の記事でわかること
  1. おそらくの意味
  2. おそらくの正しい使い方
  3. おそらくの使い方の例
  4. おそらくの類語

 

f:id:syuhei-asahina:20171104013339j:plain

恐らく(読み:おそらく。以下、おそらくと表記)は下に推量の表現を伴い、かなり確実な推量判断を導く際に使う言葉です。
そして、将来の悪い成り行きを予測していう場合、この「おそらく」を使います。

私は兼業主夫のブロガーです。
ハンドルネームは、朝比奈宗平。
――朝比奈の周りには「おそらく」という言葉を正しく使えている人はいません。

「もしかすると、世間でも『おそらく』を正しく使えていない人は多いのかも」

そのような訳で、今回は「おそらく」という言葉の意味と正しい使い方などついて説明します。

 

おそらくの意味

先述のとおり「おそらく」という言葉は、下に推量の表現を伴い、かなり確実な推量判断を導く際に使う言葉です。

実を言うと「おそらく」には、他にも意味があります。

おそらく【恐らく】( 副 )〔「恐らくは」の略〕
①下に推量の表現を伴って、かなり確実な推量判断を導く。将来の悪い成り行きを予測していうことが多い。多分。きっと。「明日はー雨だろう」 「 ー来ないだろう」
②恐れ多いことではあるが。はばかりながら。「人切る様は大名人、ー宗匠ござんなれ/浄瑠璃・反魂香」
③恐ろしくなるほどの。「鼻の高さ-也/仮名草子・難波物語」


出典:三省堂大辞林 第三版

そうは言っても②と③の意味で、現在「おそらく」を使うことは少ないかもしれません。

えっ「それは朝比奈だけ」ですって?

ええ、そうなんですか?
それでは、②や③の意味で「おそらく」を使うようにします。

おそらくの正しい使い方

次に「おそらく」の正しい使い方を説明しましょう。
先述のとおり、「おそらく」はかなり確実な推量判断を導く際に使います。

しかし、むやみやたらに「おそらく」を使ってはいけないんですよ。

「おそらく」は「明日の天気はおそらく雨だろう」や「彼女はおそらく来ないだろう」のように将来の悪い成り行きを予測していう場合に使います。

なぜなら「恐らく」は「そうならないかもしれない」という主体の幾分かの疑念や心配、ためらいの気持ちを表している言葉だからです。

そのため、良い成り行きを予測していう場合には「おそらく」を使いません。
良い成り行きを予測していう場合、「おそらく」ではなく「多分」を使いましょう。

そして「おそらく」の正しい使い方には、もう1つ大事なことが!

「おそらく」は、「おそらく……だろう」という風に下にくる言葉が決まっており、これを推量の表現といます。
ときどき「おそらく……だろう」ではなく、「おそらく……だ」という人がいますよね?

しかし、これは間違い!

なぜかというと「だ」は断定の意を表しており、推量の表現にならないからです。
ただし「おそらく」と「だ」の間に推量の表現があれば問題ありません。

おそらくの使い方の例

続いて「おそらく」の正しい使い方の例をいくつか紹介します。
慣れるまでは、例を参考に「おそらく」を使うと良いかもしれません。

▼おそらくを使った文例
  1. 明日の天気はおそらく雨だろう。
  2. おそらく合格していないと思う。
  3. 彼女はおそらく来ないだろう。
  4. 彼女はおそらく私の気持ちなんてわかるまい。

 

おそらくの類語

「おそらく」の意味や正しい使い方をご理解いただけたところで、「おそらく」の類語を紹介しましょう。
ただし、同じような意味の類語でも代替できない場合があります。
使用の際は、意味や使い方を必ず確認してください。

▼おそらくの類語
  1. 大方(読み:おおかた)
  2. 蓋し(読み:けだし)
  3. 大抵(読み:たいてい)
  4. 慥か(読み:たしか)
  5. 多分(読み:たぶん)
  6. 先ず(読み:まず)

 

まとめ

「おそらく」は下に推量の表現を伴い、かなり確実な推量判断を導く際に使う言葉です。
そして、将来の悪い成り行きを予測していう場合、この「おそらく」を使います。

これらのルールを理解すれば、「おそらく」の使い方を絶対に間違うことはありません。

この機会に「おそらく」の意味と正しい使い方を身につけてみてはいかがでしょうか?
以上で、「おそらくの意味を理解して正しい使い方を身につけよう!」を終ります。

今回の記事のポイント
  1. おそらくは下に推量の表現を伴い、かなり確実な推量判断を導く際に使う言葉
  2. 将来の悪い成り行きを予測していう場合に使用。
  3. おそらくの類語には大方や蓋し、大抵、慥か、多分、先ずがある。