ガスレンジやレンジフード、その周辺をキレイな状態で保つには、今回紹介する2つの対策が有効です。料理する度に汚れるレンジ周辺を、毎日掃除するのは大変です。ひとり暮らしの方や兼業主婦の方であれば、なおさらのことでしょう。今回紹介する2つの対策は、忙しい方に時間と心にゆとりを与えてくれます。
実践、レンジ周辺をキレイな状態で維持する
実を言うと、油汚れを落とす一番の方法は調理後すぐに拭くことです。なぜなら調理後は、レンジ周辺についた油汚れは固まっていないので、カンタンに拭き取ることができるのです。
ですが、いくらカンタンとは言え、それを毎日続けるのはとても大変なことです。多分、専業主婦の方でも難しいことでしょう。
1.レンジ周辺のパック
その困難なレンジ周辺の掃除を楽にし、キレイな状態を維持する2つの対策のひとつ目ですが、レンジ周辺をパックしてしまうんです!ガスレンジや周辺の天板、壁まで・・・・・・まるごとパックします。
1-1.ガスレンジのパック
ガスレンジのパックは、市販のガスマットで行います。
市販のガスマットは、スーパーやホームセンターなどで購入することができますし、最近ではネット通販でも購入することができます。
購入したらガスレンジにガスマットを敷けば、パックは終わりです。そして、汚れてきたら、取り替えればOK・・・・・・という手間いらず。汚れたガスレンジを掃除するよりカンタンで時間も要しません。
ただし、噴きこぼしには注意してください。噴きこぼしの汚れを放置しすぎると、アルミが腐食して穴が開きガスレンジが汚れてしまうおそれがあります。
また、燃え落ちたコゲは、さい箸やトングで取り除いてください。アルミを燃え溶かして、ガスレンジが傷むおそれが・・・・・・。
1-2.レンジ周辺のパック
レンジ周辺の壁は、市販の汚れ防止シートでパックします。
汚れ防止シートは、ガスマット同様、スーパーやホームセンターなどで購入できます。もちろんネット通販でも可能です。
予防シートを購入したら、説明書どおりに壁に貼りつけます。接着剤やテープを使わないので、壁を傷つける心配もありません。ガスマットと同様、汚れが目立ってきたら新しいものに交換します。
もし、経済的なことを考えるのであれば、汚れが酷くなる前に噴き掃除をしたり、メラミン樹脂で軽く擦ったりすると、予防シートを長持ちさせることができますよ。
流し台の天板は、レンジ周辺にアルミホイルを敷いてパックします。隅々まできちんとパックしましょう。アルミホイルが汚れたら剥がして、新しいものに交換します。
1-3.レンジフードのパック
レンジフードは、外側と内側でパックのしかたが変わります。
フードの外側は、アルミホイルで覆い隠し、磁石で留めます。
フードの内側は、使い捨てのレンジフードフィルターを使います。レンジフードフィルターもスーパーやホームセンターなどで購入できます。もちろんネット通販でも可能です。説明書どおりにフィルターを取り付け、油で黄色く汚れたら、新しいものに交換します。
2.油汚れには重曹を
どうしてもパックができないガスレンジの部品「ごとく」や「バーナーキャップ」、そして「バーナーリング」などは、油で汚れてしまいます。これらは、1週間に1度、重曹と湯を使えばカンタンに汚れを落とすことができます。
なお、IH調理器の場合は、調理後、IHの天板を湯で濡らしたふきんで拭くようにしましょう。それで十分、汚れをとることができます。
これらが、ふたつ目の対策です。
油汚れを落とす手順
- シンクの排水口に蓋をします。
- ガスレンジから「ごとく」や「バーナーキャップ」など取り外します。
- シンクの中に取り外したガスレンジの部品を置きます。
- シンクに50から60℃の湯を入れます。湯の量は、ガスレンジの部品が全部浸かるまで。
- 湯がぬるくなるまで放置します。
- 湯がゆるくなったら、指やスポンジでふやけた油汚れを拭い取ります。カンタンに取れるので気持ちいいですよ。
- 油汚れが取れた部品は、キッチン用洗剤をつけたスポンジで洗い、すすぎます。
- ガスレンジの水分を乾かします。
- 乾かしている間にシンクを掃除します。
- 部品が乾いたらガスレンジに取り付けて終わりです。
まとめ
いかがだったでしょうか、「ガスレンジやIH調理器などをキレイな状態で維持する2つの対策」は?
冒頭でもお伝えしましたようにガスレンジやレンジ周辺をキレイな状態で保つには、今回紹介しました2つの対策が有効です。料理する度に汚れるレンジ周辺を、毎日掃除するのは大変です。
今回紹介しました2つの対策は、忙しい方に時間と心にゆとりを与えてくれます。ぜひ、お試しください。
それでは、あなたの生活が豊かになることを願いつつ・・・・・・。
また別の機会にお会いしましょう。朝比奈宗平でした。
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