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高橋一生さんのキャリアに傷をつけた映画「九月の恋と出会うまで」

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2019年12月20日公開
この記事は2019年12月20日に執筆したものです。

高橋一生さんのキャリアに傷をつけた映画「九月の恋と出会うまで」

  • 「九月の恋と出会うまでの映画のあらすじや感想を知りたい」
  • 「九月の恋と出会うまでの映画を見るか迷っている」
  • 「九月の恋と出会うまでの映画のブルーレイやDVDを買うか迷っている」
  • 「九月の恋と出会うまでには原作があるの?」

 

こちらの記事はそのようなあなたに対して書いています。

 

私は映画好きのブロガーです。
ハンドルネームは朝比奈宗平。
――朝比奈は、映画「九月の恋と出会うまで」を見ました。

 

なぜなら、ユーチューブの予告動画を見て、すごく面白そうだと思ったからです。

映画公開日の2019年3月1日まで待ちきれず、本屋さんで原作小説を買って一気に読んでしまったほど。

 

やっとの思いで映画公開日の3月1日に九月の恋に出会うまでを見ることができました……ここまで映画を見た当時に書いて、そのままにしていました。

 

正直な話、この映画の感想を書くことを躊躇したんです。

 

しかし、2019年9月4日にDVDがレンタルされて、もう一度この作品を見たので

今回は、「高橋一生さんのキャリアに傷をつけた映画『九月の恋と出会うまで』」と題しまして下記の内容でお送りします。

 

  1. 九月の恋と出会うまでの感想
  2. 九月の恋と出会うまでがおおこけした理由
  3. 原作自体が面白いものではない
  4. 原作の重要な伏線や要素を省いている
  5. 原作の根底を無視しキラキラ映画にしてしまった

 

今回の記事が、あなたの素敵な生活の一助になれば幸いです。

高橋一生さんのキャリアに傷をつけた映画「九月の恋と出会うまで」

久しぶりに映画を見終わって「ううむ」と唸りました。

なぜなら九月の恋と出会うまでを見ても感動がなかったからです。

 

  1. 九月の恋と出会うまでの感想
  2. 九月の恋と出会うまでがおおこけした理由
  3. 原作自体が面白いものではない
  4. 原作の重要な伏線や要素を省いている
  5. 原作の根底を無視しキラキラ映画にしてしまった

九月の恋と出会うまでの感想

正直、九月の恋と出会うまでは面白いと言えません。

映画の面白くない理由は、おおこけした理由で詳しく説明します。

 

ただ、原作のテンポの悪さは排除されていたので、テンポよく最後まで見ることはできました。

また、日本映画にありがちなドロドロした湿気を感じる映像ではなく、キラキラしていて清々しいです。

 

 

そして、高橋一生さんと川口春奈さんの演技も素晴らしい!

地道にキャリアを重ねてこられたお二人なので、演技が安定しています。

 

それなのに九月の恋と出会うまでは面白くありません。

 

テンポや映像、演技などが優れているのに、素晴らしい映画になれるはずだったのに、どうして?

 

そんな疑問が残る映画でした。

 

しかし、観客に疑問を残すという意味では、観客の感情を揺さぶっているので成功した映画なのかもしれません。

九月の恋と出会うまでがおおこけした理由

朝比奈が思った九月の恋と出会うまでがおおこけした理由は下記のとおりです。

 

  1. 原作自体が面白いものではない
  2. 原作の重要な伏線や要素を省いている
  3. 原作の根底を無視しキラキラ映画にしてしまった

 

原作自体が面白いものではない

実は原作自体が、お世辞にも面白い作品とは言えません。

文章のテンポが悪いため、なかなか読み進められないのです。

 

ただ作品の根底にある(と思われる)ものを考えると、原作はとてもいい作品だと思います。

 

その根底にあるものがあるからこそ、SFやミステリー、恋愛の要素に「そういうこか!」と納得できるからです。

 

しかし、それぞれの要素が弱く中途半端な印象が強く残ります。

 

もっとSFやミステリー、恋愛の要素がきわだっていたら、絶対に傑作なのに残念でしかたがないですね。

原作の重要な伏線や要素を省いている

そんな原作の重要な伏線や要素を映画は、いくつも省いています。

そのため、物語に緊張感やおどろおどろしい雰囲気がなくなり、ただのキラキラ映画になってしまいました。

 

せっかく原作の弱点であるテンポの悪さを改修して、テンポよく仕上げたのにもったいない!

 

特に高橋一生さんのあるシーンをもっと〇〇と思わせるようなシーンにすれば、映像美と対照的になって、九月の恋と出会うまでは日本映画史上に残る傑作になったかもしれないと思います。

 

もちろん出演されている高橋一生さんと川口春奈さんの評価も全然違ったものになったでしょうに。

 

すごく残念です。

原作の根底を無視しキラキラ映画にしてしまった

映画「九月の恋と出会うまで」は、原作の根底(にあると思われるもの)を無視した結果、ただのキラキラ映画に成り下がってしまいました。

 

残念。

 

原作の根底(にあると思われるもの)を無視したというのは、先述の伏線を省いたこと、重要なシーンを強調できなかったことです。

 

暗い(おどろおどろしい)シーンを増やして明るくてきれいなシーンと対比させたり、ミステリー部分の伏線を削らずミステリー要素を増やしたり、高橋一生さんとある人物の対比をもっとはっきりさせたりすると傑作になったのに。

 

そうでなかったため映画「九月の恋と出会うまで」は、ただのキラキラ映画に成り下がってしまいました。

 

もちろん原作も同じことが言えます。

 

原作の根底については、他の映画のネタバレになるおそれがあるので説明できません。

あしからずご了承ください。

大傑作になり損ねた九月の恋と出会うまで

先述の理由によって、九月の恋と出会うまでには観客の感情を揺さぶる要素がありません。

 

つまり、この作品を見ても得るものはないのです。

 

そして、そんな九月の恋と出会うまでに高橋一生さんは出演されたため、その後の露出が極端に減ったように思います。

 

もしも原作の根底にある(と思われる)ものを大事にして映画を作っていたら、間違いなく九月の恋と出会うまでは、海外でリメイクされるほどの日本映画史上に残る大傑作になっていたかもしれません。

 

もちろん高橋一生さんの評価も上がっていたでしょうから、もっと露出が増えていたでしょうね。

 

以上で「高橋一生さんのキャリアに傷をつけた映画『九月の恋と出会うまで』」を終わります。

✔ 今回の記事のポイント
  1. 九月の恋と出会うまでの映画が高橋一生さんのキャリアに傷をつけたのは大傑作になり損ねたから
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