「お呼ばれの意味を知らない」
「上司に『得意先にお呼ばれされた』と報告したら、しつこく詳細を聞かれた」
こちらの記事はそのようなあなたに対して書いています。
私は中年ブロガーです。
ハンドルネームは朝比奈宗平。
私――朝比奈は、若い人たちが「呼び寄せられた」という意味で「お呼ばれされた」と言っているのを聞きました。
もちろん、これは間違いです。
お呼ばれ本来の意味は、人から酒食のもてなしに招かれること。
つまり、人から酒食のもてなしに招かれるときにお呼ばれを使う訳です。
それを「呼び寄せられた」という意味でつかうだなんて。
そのような訳で今回は、お呼ばれの意味と使い方の例を紹介します。
今回の記事が、あなたの素敵な生活の一助になれば幸いです。
今回の記事でわかること
今回の記事を読むと下記のことがわかります。
- お呼ばれの意味
- お呼ばれの正しい使い方
- お呼ばれを使ってはいけないケース
お呼ばれの意味
先述のとおり、お呼ばれの意味は「人から酒食のもてなしに招かれること」です。
決して「呼び寄せられた」という意味ではありません。
したがって「呼び寄せられた」という意味で、お呼ばれを使わないようにしてください。
実は、お呼ばれと呼ばれるは同じような意味
ちなみに動詞「呼ぶ」の未然形に受身の助動詞「れる」をつけ加えた「呼ばれる」は、招待される、ごちそうになる(またはいただく)という意味があるので、お呼ばれとよく似た使い方をされます。
例えば「結婚式に呼ばれる」や「寿司を呼ばれる」、そして「風呂を呼ばれる」など。
このようにお呼ばれと呼ばれるは、よく似た使い方をされます。
- 称される
- 招待される
- ごちそうになる。いただく
お呼ばれの正しい使い方
お呼ばれの正しい使い方は下記のとおりです。
下記を参考にお呼ばれを使いこなしてください。
- 今日は、お呼ばれだ
- お呼ばれにあずかり恐悦至極でございます
- 鈴木さん宅でお呼ばれするので、今夜は帰りが遅くなる
お呼ばれの類語
こちらでは、お呼ばれの類語をいくつか紹介します。
- お招きいただく
- ご招待いただく
- お招きにあずかる
- ご招待をうける
- 声をかけていただく
下記の意味で「お呼ばれ」を使わない
下記の意味で「お呼ばれ」を使わないのでご注意ください。
あなたが下記の意味で「お呼ばれ」を使えば、周囲はあなたのことを無教養だと思うでしょう。
絶対に下記の意味で「お呼ばれ」を使わないでください。
- 相手に向かって声をあげて名前などを言う
- 声をあげてこちらに来させる
- 呼び寄せる。来てもらう
- 名づけて言う。称する
- 妻としてめとる
まとめ
お呼ばれの意味は、人から酒食のもてなしに招かれることです。
決して「呼び寄せられた」という意味ではありません。
まちがって「呼び寄せられた」という意味で「お呼ばれ」を使えば、確実に無教養だと周囲に思われてしまいますよ。
したがって「呼び寄せられた」という意味で、お呼ばれを使わないようにしてください。
以上で「お呼ばれの意味を知らずに使うと確実に無教養だと思われますよ」を終わります。
- まちがって「呼び寄せられた」という意味で「お呼ばれ」を使えば、確実に無教養だと周囲に思われてしまう
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